【IM実行委員会】講演内容要旨(相原 克偉 会員)於:IM1組フレッシュロータリアン研修会
あ~楽しき我がロータリー+歯科医師人生
大阪梅田RC 2020-21年度 会長 相原 克偉 会員
2000年にロータリークラブに入会して23年目になりますが、ロータリークラブに入会させていただいて本当によかったと思う今日この頃です。みなさんおっしゃいますが、入会して5年目くらいまでは僕も入会してよかったどうか悩んだ日々が続きました。ただ人生どこでスイッチが入るかわかりません。僕にとっての大きなスイッチは2013年の『台北DAISY図書館の構築による視覚障がい者の社会復帰プロジェクト(GG1412842)』での体験です。この日の台北での歓迎式典では現地の政治家や著名人がたくさん来られていて、皆さんから沢山の感謝の意をいただきました。僕は歯科医師ですので、そのような海外での体験をしたことがありません。すごく感激をいたしまして、ここでスイッチが入りました。
僕が20代の頃アルバイトしていた医院の大先輩で大阪船場ロータリークラブに澤田宗久先生がおられます。澤田先生は1983年より南太平洋ヴァヌアツ共和国・フィリピン共和国カオハガン島に歯科医療と文化交流の国際奉仕活動を継続して現在まで行っておられます。昔から、すごいな〜と尊敬しておりましたので、僕も澤田先生に習ってトライしてみようということで、『歯磨きで世界から虫歯をなくす会』に参加しミャンマーで歯科医療ボランティアを始めることになりました。
ミャンマーには歯科大学が2つしかなく歯科衛生士という職業もありません。なのでデンタルIQがすごく低いんです。このため毎年ヤンゴンに伺って、街中の学校や孤児院に行き歯磨きの重要性の啓蒙、歯磨き指導、歯科治療を行ってまいりました。また孤児院の方には我が大阪梅田ロータリークラブからミシンを寄贈し、子供達が大きくなった際に自立できる技術を持てるように奉仕もさせていただきました。この活動を頑張れるようになったのもロータリークラブの国際奉仕活動・職業奉仕のおかげです。
その後もカンボジアにて井戸掘りのボランティアに参加して現地の学校で歯磨き指導するなどの活動もしたりしました。またわざわざ海外まで行かなくとも『福島ひまわりプロジェクト』や『福岡ねこともの会』や『淡路島 東浦ビーチクリーン』などの日本でのコツコツした奉仕活動も参加するようになりました。これもロータリーの奉仕の精神のおかげかと思います。
ロータリークラブでは、2016年に国際ロータリー第3360地区チェンライRCパスト会長原田義之先生との出会いをいただきました。先生は60歳の定年退職以降はタイのチェンライにて山岳民族アカ族の子供達の識字率向上のために国際奉仕活動を今も現地で頑張っておられます。早々にアカ族子供就学支援基金発起人になり、毎年チェンライに行って原田先生のサポートをさせていただいております。もちろん僕自身歯科医師ですから現地で子供達に歯磨き指導しております。この出会いのおかげで全国のロータリアンの方々と知り合いになり親睦を交わすことができるようになりました。自分の人生においてかけがいのない財産です。
ロータリーの方々は奉仕の精神をお持ちの素晴らしい名士の方々ばかり、皆さんにはきっと素晴らしい出会いが待ってるでしょう。桃栗3年柿8年!桃と栗は芽生えてから3年、柿は8年で実を結びます。フレッシュロータリアンの皆さんもこれからきっと素晴らしいご縁がロータリークラブで結べることでしょう。一緒にこれからも楽しいロータリークラブライフを過ごして参りましょう!
